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年内インプラント手術まだ間に合います

インプラント治療をお考えの方へ。

11月前半に初診していただければ年内の手術はまだ間に合います。もし早く治療を進めたい方、噛めるようになりたい方はご早めにご予約下さい。

抜歯と同時に骨を再生する「歯槽堤温存術」(上顎編)について

インプラントを検討しているけど、かかりつけの歯科医院でとりあえず先に抜歯だけしましょうと言われた方へ。抜歯と同時に骨を再生する「歯槽堤温存術」をご存じでしょうか?専門用語では、ソケットプリザベーション、またはリッジプリザベーションと呼びます。

通常抜歯をしてしまうと歯槽骨が吸収し、特に上顎臼歯部では上顎洞という空洞が存在するため、将来的にインプラントを行うための骨の高さが不足し、埋入が不可能となったりおおがかりな骨移植が必要となってしまいます。そのような場合、抜歯と同時に骨を再生するための骨補填材を抜歯窩に填入することによって、骨吸収を抑制し、骨の回復と再生スピードを上げることが可能となります。当院では症例および患者さんの要望に合わせ、様々な骨補填材を選択しており、更に血液から作る再生療法も提供しています。

提示の症例では、更に「ソケットリフト」という骨を槌打して骨を挙上させかつ圧縮して骨密度を高める術式を併用することによって、よりインプラントがしっかり安定できるようにしております。

インプラントをご検討されている方は、どこでどのような抜歯をするかもかなり重要ポイントとなりますので参考にしていただければ幸いです。

抜歯と同時に骨を再生する「歯槽堤温存術」(下顎編)について

インプラントを検討しているけど、かかりつけの歯科医院でとりあえず先に抜歯だけしましょうと言われた方へ。抜歯と同時に骨を再生する「歯槽堤温存術」をご存じでしょうか?専門用語では、ソケットプリザベーション、またはリッジプリザベーションと呼びます。

通常抜歯をしてしまうと歯槽骨が吸収してしまうため、将来的にインプラントを行う際に骨の高さや幅が不足し、おおがかりな骨移植が必要となってしまいます。そのような場合、抜歯と同時に骨を再生するための骨補填材を抜歯窩に填入することによって、骨吸収を抑制し、骨の回復と再生スピードを上げることが可能となります。当院では症例および患者さんの要望に合わせ、様々な骨補填材を選択しており、更に血液から作る再生療法も提供しています。

写真に示す症例では、歯周炎によって広範に骨吸収をきたし、通常の抜歯ではおそらくインプラント埋入自体が極めて困難になった可能性がありますが、本術式を選択することによってしっかり骨が回復している様子が分かると思います。本症例で使用した骨補填材リフィット®は材料の性質上レントゲン像はやや透過性を示しますが、骨質的には良好ですのでご安心ください。1年程度で骨様の所見となります。

 

 

 

 

 

8月中の親知らず抜歯に関して

8月のご予約はほぼ埋まりましたので、親知らず抜歯をご希望しこれから「初診」される方に関しては、「抜歯」はすべて9月以降になることが予測されます。すでに「初診予約」済の方のなかで、どうしても8月中に抜歯完了をご希望の方がもしいらっしゃいましたら、お電話でご相談していただくか、キャンセルのご連絡をお願いしたいと思います。すでに「抜歯のご予約」が入っている方は、予定通りとさせていただきますのでご安心ください。当院の親知らず抜歯は、「初診」は審査と相談のみ、「抜歯」は2回目以降となります(初診当日の親知らず抜歯は原則行っていません)のでご注意ください。

 

 

お盆休みに関して

8月10(日)、11(月)、13(水)~15(金)はお盆休みとさせていただきます。このうち、13、14に関しては急患対応ができませんのでメール対応のみとさせていただきます。何卒ご理解のほど宜しくお願い致します。その他診療日に関しては、HP内の休診日カレンダーをご覧ください。

 

インプラント症例報告vol.15 上顎前歯部 抜歯即時インプラント埋入

「上顎前歯部の抜歯即時インプラント埋入と手術当日に入る仮歯に関して」
上顎前歯部のインプラント症例に関しては、抜歯に伴う骨吸収や歯肉退縮防止と圧倒的な治療期間短縮を目的に、抜歯と同時にインプラントを埋入する術式が標準化されつつあります。当院では更に、インプラント埋入手術当日にインプラントの仮歯を装着してお帰りいただく術式を行っております。ご供覧の症例は右上1部の歯根破折にてやむを得ず抜歯となった症例。抜歯後に見た目が問題にならないように、将来的な骨および歯肉退縮を最小限に抑えることを目標に行っております。*本症例では隣接歯との暫間固定を併用。
尚、当院のインプラント1本の総額は45万程度(笑気麻酔込)ですが、本術式の場合、骨補填材の併用、即時用の仮歯と専用のマウスピース(サージカルガイド)代を含め約65万円程度となります。同じような前歯のインプラントをお考えの方がいらっしゃいましたら是非ご相談ください。

 

当院の親知らず抜歯について

当院は「完全自由診療」のクリニックです。(保険診療は提供していません) 「親知らず抜歯」に関しても「自由診療」となります。「保険診療の親知らず抜歯」に差別化を図るべく、なるべく痛みや腫れを抑えたい方、抜歯に苦手意識や恐怖心がある方、通院日や回数などに悩みを抱える方々を対象に非常に好評をいただいております。夏季休暇中の抜歯を希望される方が多いため、悩んでいる方はお早めにご予約をお願いします。初診当日の抜歯は原則行っておりません。

治療費の目安:一般的な下顎の横向きの親知らずの場合、①初回は初診料5,500+CTで7,700円。②抜歯当日は再診料990円+抜歯16,500円*+薬代1,000円前後で約18,600円程度。③1週間後に抜糸990円で終了です。保険診療よりも抜歯自体の費用は若干高くなりますが、関連性のない検査、管理料の算定は一切行いません。*親知らず抜歯の料金は11,000円~19,800円で埋伏程度や難易度により変動します。

当院で抜歯した方の術後経過:痛みと腫れを実感する期間は個人差があります平均1~2日程度です。痛み腫れを完全に0にすることは難しいですが、保険診療の術後(一般的に3~5日程度)と比較すると差を実感しております。ドライソケット(治癒不全)はほぼ見られず、傷口がふさがりやすく、食べ物が挟まりにくくなるのが特徴です。

お願い:当院は同時刻に患者さん同士が極力重ならないように原則1名に限定し診察をしております。感染症の罹患や天候不良によるやむをえない場合を除き、直前のキャンセルはお控えください。また、神経障害等の合併症のハイリスク症例、全身麻酔や入院が推奨され、開業歯科医院では対応困難な超難症例、無理なご要望をされる方、非常に神経質な方、クレーマーの方は抜歯をお断りする場合もございますのでご理解のほど宜しくお願い致します。また、「親知らず抜歯は一般的に保険が適応」となりますので、保険診療を想定していた方、なるべく安く治療を受けたい方、自由診療にご興味のない方は他の保険医療機関にご相談ください。

 

他院で行ったインプラントトラブルもご相談ください(インプラントリカバリー)

「他院で行ったインプラントトラブルもご相談ください」
当院では、過去に他院で行ったインプラント補綴物の製作やトラブル症例のリカバリーも行っております。お口の中のインプラントに関し、どこに相談してよいか分からず困っている方がいらっしゃいましたら是非ご連絡ください。*数十年前のインプラントや複雑な設計など稀に対応できないケースもございますので、修理やリカバリーの可否は診察してからの判断となります。ネット予約の場合は、「他院で行ったインプラントの修理&継続治療」を選択ください。

インプラント症例報告vol.14 サイナスリフト+臼歯部ブリッジ

上顎臼歯部の上方には上顎洞という空間が存在するため、抜歯後に歯槽骨が吸収してしまうと、インプラント埋入するための十分な骨の高さが不足してしまいます。今回は、「サイナスリフト(上顎洞底挙上術)」といい、上顎洞粘膜を挙上させ、そのスペースに骨補填材を充填して骨の高さを増生する手術を行った後にインプラント埋入を行った症例を供覧いたします。サイナスリフトには、「クレスタル(歯槽頂)アプローチ」と「ラテラル(側方)アプローチ」の二種類があり、本症例は基本術式である「ラテラルアプローチ」となります。他にも「ソケットリフト」という骨を槌打して垂直的に挙上を図る術式もあり、症例によって双方を使い分けております。「サイナスリフト」を提供している歯科医院も見られますが、副鼻腔炎等の合併症のリスクもあるため、耳鼻科領域の知識やCT等による上顎洞全域の術前の診断に加え、熟練した口腔外科手術経験のある歯科医院での提供が望ましいと考えます。サイナスリフト提供に注意を要する患者さんとして、副鼻腔炎の既往がある、糖尿病、抗血栓薬内服中、喫煙、CPAP装着中、重度の鼻中隔弯曲症などが該当します。以上参考にしていただければ幸いです。