再生医療サーチに掲載されました。

「再生医療search」に掲載されました。当院では「自家多血小板フィブリン(PRF:Platelet Rich Fibrin)を利用した口腔内組織の再生医療」を行なっております。具体的には、ご自身の血液から作成したゲルを用いて傷の治癒の促進や痛みを抑えた抜歯、低侵襲なインプラント手術を開業医で提供しています。詳しくはプロフィール欄hpを参照下さい。

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当院の詳細  かつみ歯科口腔外科 – 市区町村未設定(新潟県)の再生医療対応科目・費用等のご案内 (regene-m.jp)

 

当院抜歯治療の実際について

親知らず抜歯をはじめ抜歯の治療を希望し当HPをご覧になられた方へ。今回は実際に患者さんがどのような目的で当院に来院されたか、その後の経過や実際にかかった費用に関しご案内します。症例1では一度に左右の下顎の親知らずを抜歯しています。一度に上下の親知らず抜歯を行うことはよくありますが、腫れや食事のとりやすさなどの問題から左右同時は通常の開業歯科医院では行わないのが一般的です。当院は自由診療でしか使えない腫れや痛み、傷の治癒を促進する材料を使用することによりこれが可能となります。もちろんすべての症例に該当するわけでないため、正しい診断と技術や経験があることが前提となります。

血液から作る歯槽骨の再生療法「PRF(CGF)」         

1.自家多血小板フィブリン(PRFPlatelet Rich Fibrin)について

PRFは、採血された患者様の血液から作製される血液製剤です。これらは増殖因子やサイトカインといった成分を含み、傷の治癒や骨及び歯周組織の再生・回復を促し、止血や痛みの軽減、感染の予防に効果があるとされています。患者様ご自身の血液から作られますので、他の人から病気が感染する心配はありません。

2.PRFを用いた治療の利点

PRFは、傷の治癒や骨及び歯周組織の再生・回復に効果があるとされています。また、PRFを使用することで手術後の痛みや感染を抑え、治癒を早める効果が期待できます。

3.本治療の対象となる患者様(対象疾患:顎骨の骨欠損、骨量不足、歯周病)

本治療は健康状態の良好な20歳以上の方が対象となります。

4.PRFの作製方法について

PRFは、患者様の血液を、遠心力を利用した分離装置 (遠心分離器) を用い、血液の成分 (赤血球・白血球・血漿など) を分けることによって作製されます。

5.治療の危険性と副作用・不快症状

採血は腕もしくはその他の部位の静脈に針を刺すことによって行われますが、採血の際、疼痛の他、恐怖感による不快症状、血腫形成、皮下出血斑、神経損傷、感染が極めてまれに起きることがあります。

6.他の治療法との比較

骨を再生するために骨補填材や自家骨を使用する治療方法がありますが、骨補填材や自家骨のみを使用する場合よりも、それらをPRFと合わせて使用することで、創傷の治癒の促進、創面の裂開のリスクの軽減、またそれらによる治療部位の感染リスクの軽減が期待できます。また、PRFを使用する代わりに、動物由来の材料や人工的に作られた材料を用いる方法もありますが、患者様ご自身の血液由来であるPRFを使用する方が感染やアレルギーの危険性が低くなります。

 

具体的な使用症例

・インプラント治療前処置としての抜歯:治癒を促進し、通常よりも早くインプラント埋入を行う。

・インプラント治療前処置としての骨移植手術:骨補填材に混合することによって、量を増やす。骨への生着を促す。感染を防ぐ。

・親知らず抜歯時の治癒促進や鎮痛防止

咬筋ボツリヌス療法開始しました。

歯ぎしり・食いしばりやそれに伴う顎関節症でお困りの方に、咬筋ボツリヌス療法開始しました。咬筋肥大の減量で小顔効果もありますが、歯科医院ではあくまで口腔機能の改善目的の使用です。そのため施術前に口腔外科専門医が診察し、適応の方に提供したいと思います。金額:(初診料5,500円、咬筋ボツリヌス療法1回44,000円)、所要時間:診察~施術60分程度。ご不明な点はHP内お問い合わせへお願いします。