親知らず抜歯症例報告

当院の自費診療の親知らず抜歯の報告をいたします。自身が過去に複数の他施設で行った保険抜歯と比較しても術後鎮痛剤の使用回数が減少し、写真のような侵襲が大きい症例でも腫脹もある程度抑えられ、手ごたえを感じています。鎮痛剤の服用期間は平均1~2日程度であり、智歯抜歯によくあるドライソケットに関連する1週間程度持続する痛みはほぼ回避できている印象です。引き続き謙虚に安全な治療を心掛けていくつもりです。予約から抜歯完了まで早期に対応できるというメリットもありますので、もしご要望に合致する患者さんがいましたら受診やご紹介お待ちしております。

インプラント症例報告

右下顎臼歯部インプラント症例です。この患者さんは難病の血液疾患を有し、出血を伴う手術に留意が必要です。内科医と協議し、血小板をコントロールさせ、安全にインプラント手術を行うことができました。当院は有病者のインプラント治療も得意としておりますのでご安心いただければと思います。

インプラント症例報告

難病指定の基礎疾患とステロイド薬を長期的に内服している患者さんのインプラント症例。インプラント治療の可否は「口腔インプラント治療指針」とかかりつけ主治医へ対診を行い総合的に判断します。今回は、インプラント術前に抜歯を予定。内科医に相談し、ステロイドカバーといい、一時的にストレスが加わる手術の時にステロイドを増量する方法を提案。ステロイド長期内服により感染しやすいデメリットもあるため、ライン確保し点滴抗菌薬を流しながら実施。抜歯窩の感染予防と治癒促進を目的に、コラーゲンスポンジに自身の血液から抽出したフィブリンゲルを混合し抜歯窩に補填し終了。有病者のインプラント患者さんも一定数いますので、そのような方々に安全な医療を提供できる歯科医院を目指しています。