医療費控除 年内インプラント手術まだ間に合います

インプラント治療をお考えの方へ。

11月前半に初診していただければ12月中の年内手術が間に合う可能性がございます。また、インプラント治療は医療費控除に使用できます。もし早く治療を進めたい方、噛めるようになりたい方、来年の確定申告時に医療費控除を申請をされたい方はご早めにご予約下さい。

抜歯と同時に骨を再生する「歯槽堤温存術」(上顎編)について

インプラントを検討しているけど、かかりつけの歯科医院でとりあえず先に抜歯だけしましょうと言われた方へ。抜歯と同時に骨を再生する「歯槽堤温存術」をご存じでしょうか?専門用語では、ソケットプリザベーション、またはリッジプリザベーションと呼びます。

通常抜歯をしてしまうと歯槽骨が吸収し、特に上顎臼歯部では上顎洞という空洞が存在するため、将来的にインプラントを行うための骨の高さが不足し、埋入が不可能となったりおおがかりな骨移植が必要となってしまいます。そのような場合、抜歯と同時に骨を再生するための骨補填材を抜歯窩に填入することによって、骨吸収を抑制し、骨の回復と再生スピードを上げることが可能となります。当院では症例および患者さんの要望に合わせ、様々な骨補填材を選択しており、更に血液から作る再生療法も提供しています。

提示の症例では、更に「ソケットリフト」という骨を槌打して骨を挙上させかつ圧縮して骨密度を高める術式を併用することによって、よりインプラントがしっかり安定できるようにしております。

インプラントをご検討されている方は、どこでどのような抜歯をするかもかなり重要ポイントとなりますので参考にしていただければ幸いです。

抜歯と同時に骨を再生する「歯槽堤温存術」(下顎編)について

インプラントを検討しているけど、かかりつけの歯科医院でとりあえず先に抜歯だけしましょうと言われた方へ。抜歯と同時に骨を再生する「歯槽堤温存術」をご存じでしょうか?専門用語では、ソケットプリザベーション、またはリッジプリザベーションと呼びます。

通常抜歯をしてしまうと歯槽骨が吸収してしまうため、将来的にインプラントを行う際に骨の高さや幅が不足し、おおがかりな骨移植が必要となってしまいます。そのような場合、抜歯と同時に骨を再生するための骨補填材を抜歯窩に填入することによって、骨吸収を抑制し、骨の回復と再生スピードを上げることが可能となります。当院では症例および患者さんの要望に合わせ、様々な骨補填材を選択しており、更に血液から作る再生療法も提供しています。

写真に示す症例では、歯周炎によって広範に骨吸収をきたし、通常の抜歯ではおそらくインプラント埋入自体が極めて困難になった可能性がありますが、本術式を選択することによってしっかり骨が回復している様子が分かると思います。本症例で使用した骨補填材リフィット®は材料の性質上レントゲン像はやや透過性を示しますが、骨質的には良好ですのでご安心ください。1年程度で骨様の所見となります。

 

 

 

 

 

インプラント症例報告vol.15 上顎前歯部 抜歯即時インプラント埋入

「上顎前歯部の抜歯即時インプラント埋入と手術当日に入る仮歯に関して」
上顎前歯部のインプラント症例に関しては、抜歯に伴う骨吸収や歯肉退縮防止と圧倒的な治療期間短縮を目的に、抜歯と同時にインプラントを埋入する術式が標準化されつつあります。当院では更に、インプラント埋入手術当日にインプラントの仮歯を装着してお帰りいただく術式を行っております。ご供覧の症例は右上1部の歯根破折にてやむを得ず抜歯となった症例。抜歯後に見た目が問題にならないように、将来的な骨および歯肉退縮を最小限に抑えることを目標に行っております。*本症例では隣接歯との暫間固定を併用。
尚、当院のインプラント1本の総額は45万程度(笑気麻酔込)ですが、本術式の場合、骨補填材の併用、即時用の仮歯と専用のマウスピース(サージカルガイド)代を含め約65万円程度となります。同じような前歯のインプラントをお考えの方がいらっしゃいましたら是非ご相談ください。

 

他院で行ったインプラントトラブルもご相談ください(インプラントリカバリー)

「他院で行ったインプラントトラブルもご相談ください」
当院では、過去に他院で行ったインプラント補綴物の製作やトラブル症例のリカバリーも行っております。お口の中のインプラントに関し、どこに相談してよいか分からず困っている方がいらっしゃいましたら是非ご連絡ください。*数十年前のインプラントや複雑な設計など稀に対応できないケースもございますので、修理やリカバリーの可否は診察してからの判断となります。ネット予約の場合は、「他院で行ったインプラントの修理&継続治療」を選択ください。

インプラント症例報告vol.14 サイナスリフト+臼歯部ブリッジ

上顎臼歯部の上方には上顎洞という空間が存在するため、抜歯後に歯槽骨が吸収してしまうと、インプラント埋入するための十分な骨の高さが不足してしまいます。今回は、「サイナスリフト(上顎洞底挙上術)」といい、上顎洞粘膜を挙上させ、そのスペースに骨補填材を充填して骨の高さを増生する手術を行った後にインプラント埋入を行った症例を供覧いたします。サイナスリフトには、「クレスタル(歯槽頂)アプローチ」と「ラテラル(側方)アプローチ」の二種類があり、本症例は基本術式である「ラテラルアプローチ」となります。他にも「ソケットリフト」という骨を槌打して垂直的に挙上を図る術式もあり、症例によって双方を使い分けております。「サイナスリフト」を提供している歯科医院も見られますが、副鼻腔炎等の合併症のリスクもあるため、耳鼻科領域の知識やCT等による上顎洞全域の術前の診断に加え、熟練した口腔外科手術経験のある歯科医院での提供が望ましいと考えます。サイナスリフト提供に注意を要する患者さんとして、副鼻腔炎の既往がある、糖尿病、抗血栓薬内服中、喫煙、CPAP装着中、重度の鼻中隔弯曲症などが該当します。以上参考にしていただければ幸いです。

インプラント症例報告vol.13 サイナスリフト同時インプラント埋入

上顎臼歯部の上方には上顎洞という空間が存在するため、抜歯後に歯槽骨が吸収してしまうと、インプラント埋入するための十分な骨の高さが不足してしまいます。今回は、「サイナスリフト(上顎洞底挙上術)」といい、上顎洞粘膜を挙上させ、そのスペースに骨補填材を充填して骨の高さを増生する手術を併用しながらインプラント埋入を行った症例を供覧いたします。サイナスリフトには、「クレスタル(歯槽頂)アプローチ」と「ラテラル(側方)アプローチ」の二種類があり、本症例は基本術式である「ラテラルアプローチ」となります。他にも「ソケットリフト」という骨を槌打して垂直的に挙上を図る術式もあり、症例によって双方を使い分けております。「サイナスリフト」を提供している歯科医院も見られますが、副鼻腔炎等の合併症のリスクもあるため、耳鼻科領域の知識やCT等による上顎洞全域の術前の診断に加え、熟練した口腔外科手術経験のある歯科医院での提供が望ましいと考えます。サイナスリフト提供に注意を要する患者さんとして、副鼻腔炎の既往がある、糖尿病、抗血栓薬内服中、喫煙、CPAP装着中、重度の鼻中隔弯曲症などが該当します。以上参考にしていただければ幸いです。

 

 

インプラント症例報告vol.12 抜歯即時インプラント埋入(臼歯部ブリッジ)

60代女性。かかりつけ医にて左下臼歯部ブリッジ支台の歯根破折を指摘され、抜歯したら義歯になると言われ、インプラントを希望され来院。通常はまず抜歯を行い、骨が再生してからインプラント埋入手術を行うのが一般的です。しかし、インプラント埋入まで約半年(早くても4か月程度)待機が必要となり、噛めない期間が長期にわたります。今回は「抜歯即時インプラント埋入」といい、抜歯と同時にインプラントを埋入し、治療期間の短縮と骨吸収の抑制を図っております。本症例では抜歯後にインプラントの仮歯が入るまで約3か月となっております。最終的にはジルコニアという硬いセラミックが装着されております。インプラント埋入時にドリル方向を固定するための専用マウスピース「サージカルガイド」を必ず使用する医院もあると思いますが、ガイド料金は患者さんの負担となります。当院は、特殊なケースを除き、シミュレーションソフトでイメ―ジ画像を作製し、フリーハンドで埋入手術を行っておりますので、術者の技能や精度の担保を理由に余分な費用の負担をさせることはなるべくないようにしています。

インプラントを検討中だけど、とりあえずかかりつけ医で抜歯を予定している方はいらっしゃいますか?本症例のように抜歯と同時にインプラント埋入できるケースもありますので、お悩みの方は一度抜歯前にご相談されることをお勧めいたします。

6月からインプラント料金を変更します(ご検討中の方は是非今月中に!)

当院で使用しているストローマン社*インプラント材料の値上げに伴い、6月以降から関連材料を使用する処置に関して料金を一部変更(値上げ)させていただきます。何卒ご理解のほど宜しくお願い致します。5月まではこれまでのお見積りでご提示しますので、お悩みの方は今月中の来院をお勧めします。すでに見積もりを提示している方に関しては、その額でご提供しますのでご安心ください。

*ストローマンはスイス製で、歴史、材質性能、長期予後など、数あるインプラントブランドの中で最も優れた実績を誇ります。流通している廉価ブランドとは異なり、仮に他県に移住し10年後にトラブルになったときに、対応できる歯科医院が少ない、パーツが廃盤になって修理できないなどのトラブルも少ないブランドです。

インプラント症例報告vol.11 上顎前歯部 抜歯即時インプラント埋入

「上顎前歯部の抜歯即時インプラント埋入と手術当日に入る仮歯に関して」
上顎前歯部のインプラント症例に関しては、抜歯に伴う骨吸収や歯肉退縮防止と圧倒的な治療期間短縮を目的に、抜歯と同時にインプラントを埋入する術式が標準化されつつあります。当院では更に、インプラント埋入手術当日にインプラントの仮歯を装着してお帰りいただく術式を行っております。ご供覧の症例は左上1部の慢性炎症を伴う歯根嚢胞(膿の袋)にて骨欠損を認める難症例でしたが、予定通りの術式を完遂しております。写真の如く、術後は周囲歯肉の形態や歯の見た目はほとんど変わらない状態で生活していただくことが可能です。*本症例では隣接歯との暫間固定を併用。
尚、当院のインプラント1本の総額は45万程度(笑気麻酔込)ですが、本術式の場合、骨補填材の併用、即時用の仮歯と専用のマウスピース(サージカルガイド)代を含め約65万円程度となります。同じような前歯のインプラントをお考えの方がいらっしゃいましたら是非ご相談ください。