インプラント症例報告vo.6 下顎第二大臼歯
症例は30代男性。以前から右下の第二大臼歯が口腔内で唯一の失活歯であり、歯根破折に至り抜歯となった方。最後方歯である第二大臼歯が1本欠損しても、咀嚼機能はある程度保たれるため、すべての患者さんにインプラント治療をお勧めしているわけではありませんが、本患者さんでは、対合歯を含めた残存歯はすべて存在しており、咬合力も強く、欠損による生活の質(QOL)の低下が予測されるケースでしたので、インプラント治療を行っております。上部構造装着後は、歯と同じように噛めるとのことで非常に好評をいただいております。第二臼歯部のインプラント治療は、見た目ではなく、機能回復を主としておりますが、前述したようにお勧めできないケースもございますので実際にご相談ください。