親知らずに痛みや腫れがあるときはすぐに抜歯せず、まずは症状をおさえることを優先します

親知らずに痛みや腫れを生じている場合、虫歯や周囲粘膜の炎症が起きているかもしれません。そのような中で一刻も早く抜歯を希望される方が多いのですが、痛みや腫れなど症状があるときには抜歯を推奨できません。その理由として、麻酔が効きにくく、術後の腫れや感染、出血のリスクを伴うからです。そのような場合、まず診察し、痛みや腫れを抑える治療が中心となりますので、一度早めの受診をお勧めます。

*一般的に親知らず抜歯は、難易度が様々であり、時間の予測が難しいこと、必要な器具もその都度変わるため、原則即日抜歯はせずに一度診察した後に抜歯の日時を決めていきます。どうぞ宜しくお願い致します。

 

他院で行ったインプラントの修理やメインテナンスについて

「転勤で主治医の所にいけない。」「主治医のクリニックが閉院した。」「大学で治療したが担当医が退職してしまった。」「今通院しているクリニックではインプラントのメインテナンスは専門でない。」など、さまざまな理由でインプラントの長期維持、管理に不安のある方の為に〜
かつみ歯科口腔外科では専門医による画像診断と歯科衛生士によるメインテナンスを行っております。また、主治医との連携、情報共有など患者さんの不安を解消しながらインプラントが最大限安定するよう日々診療を行っています。
インプラントメインテナンスの流れ
予約→来院→レントゲン、CT撮影→問診→インプラント及びインプラント周囲組織診査→現状説明、将来予測→修理、咬合調整、クリーニングなどです。

どうぞ宜しくお願い致します。

当院院長の記事がデンタルダイヤモンド9月号に掲載されました。

この度、わたくし院長の記事が歯科商業誌デンタルダイヤモンド9月号のトップページの巻頭特集(全21頁)に掲載されました。インプラントの臨床解剖学「口底部血管走行を知れば百戦危うからず」と題し、下顎骨インプラント手術に関連する口底部の血管走行に関して、長年新潟大学で研究してきた解剖学の成果と、現在のインプラント臨床医の立場でまとめております。