抜歯後早期のインプラント埋入を目指す術式について

現在、抜歯後最短のインプラント埋入を目指し、ソケットプリザべーション(歯槽提温存術)の手技を色々検討しているところですが、今回は現時点で最短と思われるRFT(リフィット)という人工骨とご自身の血液から作るフィブリンゲルPRF(AFG)を併用した術式についてご紹介します。本症例の場合、歯周病で骨吸収も進行しているため、通常の抜歯では、インプラント埋入まで半年程度の待機と同時に骨の移植が必要ですが、結果的に抜歯以前の高さまで歯槽骨が回復すると共に、2~3か月の待機期間の短縮が可能となっています。料金は1歯あたり約11万程度となりますので、金額的に了解いただきかつ早期の治療を希望する方にお勧めしています。